一張羅

こんばんは。
A Presto Care(ア プレスト カーレ)です。

毎日ではありませんが、たまにライダースを着たままショップコートとエプロンをして仕事をしています。
決してふざけている訳ではありません。身体に馴染ませる為です。
もちろん作業に支障はありません。

以前Schottのライダースを記事にあげた時にもちょっと書きましたが、現在4着のライダースを所有しています。

Lewis Leathers(ルイスレザー)Schott(ショット)そしてBACKLASH(バックラッシュ)

その中で記念すべき最初に買ったライダースがBACKLASH。


15年ほど前にイタリアに行く為に働いていた会社を辞め、その時に出た退職金で景気づけに買ったものです。(写真左下)
友人からは「これから留学して何かとお金かかるのに何買ってんの?!」と言われた記憶があります。

ただ、一張羅と呼べるものが欲しかったんですよね。
退職金の半分以上は無くなる値段でしたが、清水の舞台から飛び降りました。
そして着まくりました。

初のライダース
今日のライダース

時は過ぎ、日本で靴修理人として働き出し少し手元にお金が残るようになった時に買ったのが今回紹介した写真右上のライダース。


同じBACKLASHで製品染め。



製品染めとはヌメ革の状態で縫い上げ形(この場合はジャケット)にしてから染めるというやり方です。
乾燥時にかなり縮むので写真右のように独特なシワが入ります。

左と右に比べると一目瞭然。当初左のライダースもかなりキツめにシワが入っていました。

そしてririのファスナー。これがまた最初硬いんです。
このシワや歪みで最初はちょっと苦労しました。
今は2着とも全く問題ありません。

一時期ライダースを着る機会が減ってお休みしていた時期があったので、まだまだ馴染みが足りませんが、着込んで自分だけの1着に仕上げるのが楽しみです。

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